【備忘録'20-13】Imus In The Morning - 1200 Hamburgers to Go
お久しぶりです。少し忙しかったのでサボっちゃってました。
引っ越したせいでレコード屋さんに行く機会が減っちゃいまして、最近はレコード全然掘ってませんでしたが、以前手にしたレコードがちょっと変わってて。
どうやらアメリカで1972年から始まった朝のラジオ番組「Imus in the Morning」の音声が収録されているLPだそうで。
MSNBCという放送局で2009年まで続いていたラジオ番組で、司会者のDon Imusという人が差別発言をしたせいでRFDという放送局に移った後、2009年からFox Business Networkで放送開始したとか。
全部英語なので内容がわからないのが残念ですがリスナーと電話で話している声なのか、Imus氏の笑い声が多めに収録されてる印象です。
あとジングル(?)とか、SEみたいなのもちょいちょい入ってます。
とくにこれってないけど、なんかネタで使えたりしないかなとか思い買ってみましたが、今のところ出番はなさそうだな。
そういえばこれ、Spotifyにもありました。もしかしたらApple Musicとかその他サブスクにもあるかも。知らんけど。需要あるのかな。
【備忘録'20-12】Houston Person - Houston Express
2020年ですね。
本年もよろしくお願い致します。
去年は父親の件や職場の先輩が退職して仕事面でもいろいろと忙しく変化が多い年だったなと振り返ってますが、今年は年明けからDTMスクールに通い始めたり4月頃に転居することになったりと、いつになく新しいことをやっていくことになりそうな1年ですが、気張らず今の調子でやっていけたらなと思ってます、はい。
2019年から2020年にかけて相変わらず正月休みなしで仕事してましたのである程度忙しくはあったんですが、息抜きがてら年末年始休みなしで深夜営業してる地元のレコード屋さんに挨拶に行ってきまして。
このレコード屋さんは夫婦で営業されてるんですが、旦那さんは店長、奥さんは経営者という関係性のようで年末年始は毎年必ず店を開けるようにと奥さんからお達しがあるそうで、客も来ないのに休みなしで働かされてると打ち明けられ、新年早々からサービス業の内実を目の当たりにした次第でございます。
で、このときになんとなくジャケが気に入って買った盤があったんですが、仕事と引越しの準備なんかでなかなか聴ける機会逃してましたが、ようやく落ち着いて聴ける時間がとれたので聴いてみたらなかなか良くてですね。
Houston Personというサックス奏者が71年にリリースしたHouston Expressという9枚目のアルバムなんだそうで。
前知識もなく今回もジャケ買いだったので表ジャケのイラストに大きく電車が描かれてるので、Oscar PetersonのNight Trainとかっぽい内容なのかなとか勝手な想像してたんですが、ソウルやファンクなんかのカバーアルバムなんだそうで(全曲カバーってわけではないようです)、Nina SimoneのTo Be Young , Gifted and Blackとかこのアルバムで初めて知ったThe Chi-Litesの(For God's Sake)Give More Power To The Peopleだったりがカバーで収録されていると。
これはソウルジャズとかジャズファンクとかその辺のジャンルになるんですかね、わかんないけど。
裏ジャケがB.T. ExpressのDo Itっぽいので影響受けてたりするのかなとか思ってましたが、こちらは74年と後発なのであんまり関係なさそうだけど。
電車が開通した年代がこのぐらいなんですかね。単純にみんな電車好きだったのかな。
【備忘録'19-11】Oscar Peterson Trio - With Respect to Nat
7月半ばに父親が亡くなりまして、なにかとドタバタしてましたので更新が遅れていました。
右半身不随という状態で11年4ヶ月の入院生活。
最後の数年間は話すこともできない状態でしたので、本人もどこかホッとしてるんじゃないかなと思っています。
私自身がそう思いたいだけなのかもしれませんが。
最後は安らかに眠ったような状態でした。
人間、別れというものは付き物とはよく言いますし、使い古された表現ではあるものの、そう簡単に割り切れない部分もあるよねっていうのが本音ではありますが、今後も気張らず適度に力抜きながら頑張っていこうかなと思っています、はい。
というわけで、追悼という点においては繋がりがあるのかなと思ったりしてるんですが、5月ぐらいに地元のレコ屋でなんとなく良さそうだなと思って購入したOscar Peterson Trio のWith Respect to NatというLP。
Nat King Coleが亡くなられたのが1965年2月15日だそうで、同年10月にOscar Petersonが彼に敬意を表してリリースしたアルバムみたいです。
一曲を除いて全ての曲でPetersonが歌ってるというかなり珍しいアルバムなんだそうで。
Petersonの歌声がNat King Coleの歌声にそっくりだというレビューが多いですね。
アルバム全体通して聴きやすいなという印象です。
この Unforgettableという曲はウェディング・ソングとして有名みたいなので少し迷ったのですが、Nat King Coleの実娘であるNatalie Coleが、この曲で亡き父とのデュエットを果たすなんてことがあったみたいで。
こちらがオリジナル。
そういった点も踏まえて、これが1番相応しいのかなと思い、私も亡き父へ敬意を表して今回はこの曲を選びました。
父のことを思い出しながら、今後も大切に聴いていければなと思ってます。
とはいっても、父親はあまりこういう音楽を好んで聴くような人ではなかったのであれなんですがね。
歌下手な父が、カラオケでいつも歌ってたのはこれだったな。
すんごい時代感じるな。
この曲は葬儀場のお兄さんが告別式が始まるまでの間、ずっと流してくれてました。
もっと他の曲のほうが良かったのに、とか思ってないかなと、ちょっと気になったりしてますが。
ここへきてのおゆきって誰だよ、みたいな。
少し私事が過ぎましたね。
ただ父親の件に触れずにいることのほうが不自然かなとも思いましたので、今回はこういう形になっちゃいました。
父が安らかな心で旅立ってくれていることを祈ってます。
父へ、愛を込めて。
【備忘録'19-10】Flying Lotus - Flagrama
Flying Lotusを知ったのはたぶん、Apple MusicのCMだったかと思います。
同CMにKygoも起用されていて、それ観た後に関連動画でこのFlying lotusの存在を知ることになったと思うんですが、Kygoよりもハマっちゃいまして。誰だこれ、みたいな。
そこから地元のレコ屋にたまたま1枚だけ置いてあったYou're Dead!を手に入れるわけですが、このアルバムは何枚目のアルバムなんですかね。
とにかくすごくよかった、ただただ聴いたことのない音楽に、とにかく圧倒されてしまうわけです。
タイトルもジャケットもなんだこれ!みたいな。
そして映画も撮ってるっていうんで、YouTubeで観てみたんですが、未だに良さがわからない凡人であることを再確認させていただきました。
ただ映画を撮ることについてのインタビュー記事は凄く良かったです。
この流れであまり新譜をレコードで買うほうではないのですが、彼の新しいアルバムFlagramaをLPで購入するに至ったわけですが、配信よりも先に手に入れられた優越感に浸りながら聴いていて思ったのが、前回のアルバムよりも音が良いし聴きやすいものが多いなと。
先行配信されてたTakashiが好きです。
【備忘録'19-9】The Oscar Peterson Trio - Canadiana Suite
元号変わりましたね。
『令和3年生まれです。』とかいう子が今後現れてくるんだと思うとちょっとゾッとしますね。
平成生まれってだけで昭和生まれからチヤホヤされてたそんな平成も終わっちゃったんだと思うとあれですが、今後とも適当によろしくお願いします、はい。
初めて買ったOscar Petersonの作品は確かWalking The Nightだったと思います。
その他にも多くはないけどいくつかLPは買って聴いていたんですが、このCanadiana Suiteはそれらと違った印象だなと。
なんかこう基本的にゆったりしてるなといいますか、聴きやすいなと思いました。
ごちゃごちゃしてなくていいなと。
Oscar Petersonはカナダのモントリオール出身だそうで、カナダを想いながら作曲されたんでしょうか。
日本生まれ日本育ちの生粋の日本人なので、この作品からカナダを感じ取ることができなかったわけですが、日本人の私でもなんとなく懐かしさみたいなものも感じられたりして面白いなと思いました。
ググってみましたが、モントリオールすごい良いとこそうです。
あとOscar Petersonは高松宮殿下記念世界文化賞・音楽部門受賞してるとかで。そんなのあったんですね。
ほかにOrnette Colemanとかいう人がこの賞を受賞してるらみたいで、ジャズ界ではこの2人だけなんだって。
John Coltraneが最も尊敬する音楽家に挙げたのが、このOrnette Colemanって人らしいので、いつか機会があれば聴いてみたいと思います。
【備忘録'19-8】 Dizzy Gillespie - Afro Cuban Jazz Moods
今年はBlue Noteの創立80周年にあたるそうで、その界隈はえらく盛り上がっているようですね。
今回はそれには全く関係ないんですが、先日地元のレコ屋でDizzy Gillespieという人のLPを見つけまして。
Afro Cuban Jazz MoodsというLPでして、このDizzy Gillespieさんのことはまったく知りませんでしたが、とりあえず前知識なしで聞いてみた感想としては、A-1のOro, Incienso Y Mirraの頭出しがなんとなく暴れん坊将軍っぽいなと。
ほんとになんの音源でもある程度はアップされてるな。
で、このDizzy Gillespieについて調べてますと色々と凄い人なんだそうで。
と、このままダラダラと文章を続けて、ホントはこの上のスペースに彼についてのいろいろな記事とか文章なんかをふんだんに引用して、いかにも"らしいモノ"に仕上げてやろうと思ったんですが、忙しくてこちらに時間が割けなかったので、興味がある方は彼について調べてみてください。
検索窓に【Dizzy Gillespie ほっぺた】とか打ってみたらいいかも。
【備忘録'19-7】Otis Redding - Love Man
2年前ぐらいでしょうか、音楽の趣味が近い歳下の知人女性から『Otis Reddingを知ってるか』と言われまして。
有名な方なんだそうですが、私は全く知りませんでした。
そしてそのあとの彼女の『え、知らないの?』的リアクションに、なんといいますかこうマウントを取られてしまいましてですね、気持ち的な面で。
それ以来、見つけたら買おうぐらいな軽いノリではいたんですが、なかなか見つかりませんで。
そんなこんなで、つい先日ようやく見つけましてね、もれなく見本盤でしたが。
Love ManというLPです。
私はこのDirect Meが好きなんですが、なんとなくレゲエ感といいますかスカっぽさといいますか、なんとなくそういう印象を受けました。
ジャケもいいですね、なんかこう飾ってなくて。
こういう構図好きです、はい。
そのレコード店にはOtis Reddingの他の作品も多数取り扱っていましたので、ぼちぼち買い占めていけたらと思ってます、はい。